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物価上昇率3カ月連続下落、輸入インフレ弱まる


ニュース その他分野 作成日:2008年11月6日_記事番号:T00011391

物価上昇率3カ月連続下落、輸入インフレ弱まる

 
 10月の消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は2.39%で、7月の5.81%から3カ月連続ポイントを下げ、昨年9月以来で最低となった。原油や小麦、トウモロコシなどの食品基幹物資の国際価格下落の影響で、輸入物価指数(IPI)上昇率(米ドル建て)も過去6年で最低の2.06%まで下がった。「輸入インフレは収まった」と行政院主計処は指摘している。6日付工商時報が報じた。
 
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 米ドル建てのIPI上昇率は、農工業の原料価格がピークだった7月の26%から、10月までに約24ポイント下落した。台湾元建てでも7月の17%から10月は2.44%まで大きく下がった。

 卸売物価指数(WPI)上昇率は、7月の11.4%から10月2.43%まで下がり、生産コストの上昇圧力が弱まったとみられる。

 変動の大きい食品やエネルギー項目を除いたコア物価指数上昇率は、7月の4.06%から10月は2.89%まで下落し、この8カ月で最低となった。