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富邦金と日盛金の合併案、金管会が容認表明


ニュース 金融 作成日:2008年11月6日_記事番号:T00011395

富邦金と日盛金の合併案、金管会が容認表明

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳樹主任委員は5日、金融持ち株会社、富邦金融控股が日盛金融控股の合併を計画していると報道されていることについて、「合併の話は確かにあり、金管会は市場メカニズムを尊重する。成り行きを楽観している」と容認する姿勢を示した。実現すれば、初の金融持ち株会社同士の合併となる。6日付中国時報が報じた。

 合併については両社とも、「コメントできない」と答えているが、関係者は、富邦金の蔡明忠董事長と日盛金の陳国和董事長は何度も金管会に足を運んでおり、「協議は最終段階に入っている」とみている。

 関係者によると、今回の合併の鍵は日盛金の大株主である日本・新生銀行の同意が得られるかどうかにあるという。

 ただ、同日付経済日報によると、富邦金は日盛金傘下の日盛証券のみの買収を望んでおり、日盛銀行の買収は望んでいないとの観測もある。日盛グループも日盛証券を売却した資金で日盛銀の財務改善を行いたい考えとされる。