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Q3の不動産取引、過去5年で最低


ニュース 建設 作成日:2008年11月6日_記事番号:T00011400

Q3の不動産取引、過去5年で最低

 
 第3四半期の不動産取引件数は、前期比26.3%減、前年同期比12.8%減の8万9,028件で、四半期ベースでは過去5年で最低だった。内政部の統計として、6日付経済日報が報じた。
 
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 地域別では特に都市部で落ち込みが大きく、▽台北市、1万4,097件(前期比31.7%減)▽新竹市、2,083件(38.1%減)▽台中市、6,874件(34.8%減)▽高雄市、6,422件(31.2%減)──となっている。

 住宅専門誌「住展雑誌」が発表した10月の住宅景気信号は、前月比5ポイント下落の28ポイントで、新型肺炎(SARS)まん延の影響を受けた2003年以来最低の数値となった。また住宅景気信号も、後退を示す「黄青」から、景気の谷底を示す「青」に初めて転じた。

 しかし、業界関係者からは、底値で買う動きや中国資本の不動産市場への導入観測から、来年第2四半期以降回復に向かうとの予測も出ている。