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ガソリンとディーゼル油、関税撤廃法案が初審通過


ニュース 石油・化学 作成日:2008年11月6日_記事番号:T00011403

ガソリンとディーゼル油、関税撤廃法案が初審通過

 
 立法院財政委員会は5日、ガソリン、ディーゼル油、灯油などの輸入関税を撤廃する内容の税則改正案をほぼ全会一致で可決した。6日付経済日報が伝えた。

 同修正案が成立すれば、現在10%(ディーゼル油は5%)の関税が撤廃される。財政部の張盛和政務次長は「輸入石油製品の関税が免除されれば、市場の競争力が高まり、市場の自由化、消費者の選択の多様化につながる」と説明した。

 一方、石油価格高騰によって採られた貨物税(物品税)の緊急引き下げ措置が今月27日で期限切れを迎えるため、立法委員は期限切れに伴う石油製品価格の急激な値上がりを避けるため、財政部に新たな緊急引き下げ措置の導入を検討するよう求めた。

 また張政務次長は、「行政院物価安定小グループに報告を行い、原油相場が一定水準に達した際に貨物税の緊急引き下げ措置を即時発動できないかも検討していく」とした。