ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

陳雲林会長、友達光電を視察


ニュース 電子 作成日:2008年11月6日_記事番号:T00011406

陳雲林会長、友達光電を視察

 
 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長は5日、液晶パネル最大手の友達光電(AUO)本社(新竹市)を視察した。6日付蘋果日報が伝えた。
 
 同社の李焜耀董事長は「中台の液晶パネル産業は過去は垂直分業だった。三通直航は物流費用と在庫の削減に役立つ」と評価した。
 
 陳会長の訪問は中国側が同社に追加的な対中投資を求める意味合いが濃いと受け取られている。友達光電は既に福建省アモイ市と江蘇省蘇州市に後工程モジュール(LCM)工場を設置しているが、中国側は前工程工場の設置を希望している。
 
 前工程の対中投資は現時点では困難だが、将来的に規制が緩和されれば、友達側も進出を積極的に検討するとみられる。
 
 陳会長の視察は短時間だったが、最新製品や企業概要の説明を受けた。展示室では最近量産が始まったばかりの65インチパネルなどに高い関心を示していたという。李董事長は自身が出廷を求められている裁判を欠席してまで陳会長を出迎えた。