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作成日：2008年11月6日_記事番号：T00011407
友達の中小型パネル、上半期世界シェア６％に
友達光電（ＡＵＯ）は今年上半期、世界市場での中小型パネルのシェアを、前年同期の４％から６％に伸ばした。売上高シェアでは、シャープと東芝松下ディスプレイテクノロジー（ＴＭＤ）に次ぐ８％に達した。６日付工商時報が伝えた。
市場調査会社、ディスプレイサーチは、友達のシェア向上について、昨年から今年にかけＬＧとサムスン電子の韓国の２大携帯電話メーカーを顧客に獲得し、携帯電話用パネルの出荷量を、前年下半期から113％も増加させたことが大きいと指摘している。また、ミニノートパソコンへの応用に成功し、携帯ＤＶＤプレーヤー市場の成長鈍化をカバーすることができたという。
友達の劉軍廷ディスプレイ事業群総経理は、「当社は生産ラインを完備し、さまざまな製品ニーズに応じることができる。また、テレビ用に開発された技術を中小型パネルに応用している。景気低迷の中でも、 大手顧客は製造を委託することで当社への信頼を見せている」と自信を示した。
