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金融機関、外貨預金の金利引き下げ


ニュース 金融 作成日:2007年6月23日_記事番号:T00001142

金融機関、外貨預金の金利引き下げ


 金融機関の外貨預金レートが、中央銀行による外貨預金準備率の5%への引き上げに伴って引き下げられている。

 台湾銀行、土地銀行、合作金庫銀行は約5%の引き下げを行った。台湾銀の米ドル1年預金の利率は4.34%、ユーロ預金は3.37%に引き下げられた。

 また、公定歩合の引き上げに対応して、合作金庫銀は来週25日から長期・短期の預金利率をそれぞれ0.2ポイントを引き上げ、台湾元の1年定期預金のレートは2.305%、基準利率は3.76%とする。台湾銀や土地銀などのも早ければきょう23日に台湾元の預金利率の引き上げ幅を決定する。 

 ある金融機関によると、台湾元と外貨の預金レートには依然大きな差があり、外貨の中で最も低いユーロでも預金利率は台湾元を1%上回っている。外貨預金に流れている資金を台湾元に引き戻すためには、短期間内に再度の公定歩合引き上げを行わないと可能性は低いと指摘した。 23日付経済日報が伝えた。

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