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新光三越、北京新光天地の売却説再燃


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年11月7日_記事番号:T00011433

新光三越、北京新光天地の売却説再燃

 
 新光三越百貨が中国の北京華聯集団と合弁で昨年4月に北京市で開業した「北京新光天地」をめぐり、新光三越が持ち株を米プライベート・ファンドのカーライル・グループに売却するとの市場観測が再燃している。7日付経済日報が伝えた。

 新光三越側は6日、「株式売却に関しては聞いていない」と観測を否定した。しかし、同社と華聯集団との間では昨年9月に経営主導権争いが起き、台湾側幹部が華聯集団側に軟禁されるなど、不協和音が絶えなかった。

 新光三越は今月4日、北京新光天地に赴任していた課長、組長級幹部4人を台湾に異動させたため、台湾側の経営幹部が北京から全員撤収するのではないかとの憶測を呼んだ。

 これについて北京駐在の新光三越側幹部は、「応援期間が完了したことに伴う正常な異動だ」と説明し、観測を否定した。