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味全食品、康師傅の冷蔵飲料事業買収へ


ニュース 食品 作成日:2008年11月7日_記事番号:T00011437

味全食品、康師傅の冷蔵飲料事業買収へ

 
 頂新国際集団の味全食品工業は7日の董事会で、同グループに属する康師傅の冷蔵飲料事業、中国・杭州味全生技食品の買収について協議する。華東エリアでトップクラスの地位を確立した康師傅の冷蔵飲料事業を手中にして、中国展開を強化したい考えのもようだ。7日付経済日報が報じた。

 取引額は5億台湾元(約15億円)以下を予定している。味全の魏応充董事長は先日、康師傅の冷蔵飲料事業の売上高は20億元に上るが、初期に多額の広告費を投入したため現在でも赤字だと述べている。味全による買収後は、2~3年以内に黒字転換を果たす見通しだ。

 康師傅は2001年、味全の技術とブランドライセンスを取得して杭州味全生技食品を設立。味全「毎日C」は、華東エリアの果汁100%ジュース市場でシェア70%以上を占める。このほか、ヨーグルト、コーヒー飲料なども好調だ。