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言論抑圧に反対、大学生が座り込み続ける


ニュース 社会 作成日:2008年11月10日_記事番号:T00011453

言論抑圧に反対、大学生が座り込み続ける

 
 中国・海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長訪台の際、抗議する市民に厳しい取り締まりが行われたことに対し、台湾大学の大学生などが言論の自由抑圧に反対するとして抗議活動を展開しており、台北市の台湾民主紀念館前の自由広場で約100人による座り込みが続けられている。10日付蘋果日報などが報じた。

 大学生らは、馬英九総統と劉兆玄行政院長による謝罪や、集会やデモを現在の許可制から報告制に変更する法改正を行うことなどを求めているが、10日付聯合報が政府関係者の話として報じたところによると、デモを報告制に変更した場合、警察による対応が困難になるため可能性は低いという。

 台湾の学生運動は、1990年3月に国民大会解散などを求めて展開し、李登輝総統(当時)に国是会議の招集を認めさせた「野百合学運」が有名だが、今回、学生だちはこれにあやかって運動に「野いちご」という名前をつけた。