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王永慶氏の告別式、「台湾の光だった」=馬英九総統


ニュース 社会 作成日:2008年11月11日_記事番号:T00011454

王永慶氏の告別式、「台湾の光だった」=馬英九総統

 
 先月15日に死去した、台塑集団(台湾プラスチックグループ)創業者で「経営の神様」の異名を持つ、王永慶氏(享年91)の告別式が8日、長庚大学(桃園県亀山郷)で営まれた。式には多くの政財界要人を含め約8,000人が参列し、改めてその影響力の大きさを示した。馬英九総統も全日程を通して参列し、悼辞では「王氏はその一言一行すべてが皆の誇りとなり、『台湾の光』というべき人物だった」とたたえた。9日付中国時報が報じた。
 
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告別式では行政、立法、司法、監察の各院長によって棺に青天白日満地紅旗が掛けられた(中央社)
 
 式は無宗教で行われ、王永慶氏の生い立ちや事蹟を紹介するフィルムを放映して追悼するという形が採られた。

 財界からは、鴻海精密工業の郭台銘董事長、大同集団の林蔚山董事長、台湾水泥(台湾セメント)の辜成允董事長など、政界からは与党国民党は馬総統のほか、連戦名誉主席、蕭万長副総統などが、野党民進党からは、蔡英文主席、游錫コン元主席(コンは方2つに土)など与野党の区別なく参列した。また、マネーロンダリング疑惑の渦中にある陳水扁前総統も出席して注目を浴びた。

 ちなみにこの日、陳前総統に用意された座席は、馬総統とは1人隔てた横、連名誉主席とはすぐ隣りだった。連氏と陳前総統は、一切視線を合わせることはなかった。