23日付経済日報によると、鴻海精密工業グループがはインドでの携帯電話および部品生産に、10億～15億米ドルの追加投資を行う。
同社と傘下の富士康ホールディングス（ＦＨＩ）は昨年３月、同国南部のタミル・ナードゥ州政府と投資意向書を締結。今後５年以内に10億米ドルを投資してインド最大のハイテク工業団地を建設し、携帯電話と部品、プリントサーキットボード（ＰＣＢ）、コネクターなどを生産するとしていた。第１期の工業団地は８月から量産を開始できる見通し。
追加投資は主にソニーエリクソンなど携帯メーカーからの受注に対応するもので、ＦＨＩが10億～15億米ドルをかけて新たに160ヘクタールの工業団地を建設する。すでに用地は購入した。
