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作成日：2008年11月10日_記事番号：T00011468
紡織展TITASとＴＩＦＥ、来年は合同開催へ
繊維業界の国際展示会、「台北国際紡織展（TITAS）」と「紡織科技国際論壇と研発成果展（ＴＩＦＥ）」が、リソースの統合および海外のバイヤーの購入意欲刺激のため、来年は合同で展示会の開催を検討している。来年はＴＩＦＥの展示会場がTITAS内に設置され、フォーラムもTITASが開催される世界貿易センター内の台北国際会議中心に移されるとみられる。開催日は2009年10月14～16日になる見込みだ。10日付経済日報が報じた。
TITASを主催する中華民国紡織業拓会（紡拓会）とＴＩＦＥを開催する紡織産業総合研究所は共に同業界の財団法人で、近年政府財政が厳しく、補助額が縮小され、中国や東南アジアなどの台頭で競争が激化する中、提携を進めているもようだ。業界では、アパレル産業に重点を置くTITASと研究開発（Ｒ＆Ｄ）を重視するＴＩＦＥが手を組めば、イノベーションと市場が結合し、さらに異業種間提携の可能性も広がり、相乗効果が期待できるとしている。
TITASは開催12回で、当初はアパレル・服飾を主な展示領域としていたが、その後川上から川下まで幅広くカバーするようになっている。
開催８年のＴＩＦＥは、毎回世界的な専門家を招いて講演会を開き、国際的な研究開発（Ｒ＆Ｄ）組織の間で技術交流の優れたプラットフォームとなっている。今年は11月25日～27日まで台湾大学医院国際会議中心（台北市徐州路）で行われる。
