ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華汽車、三菱自株売却で損失補てん


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年11月10日_記事番号:T00011471

中華汽車、三菱自株売却で損失補てん


 三菱自動車を扱う中華汽車工業は、第3四半期の税引前損失が2億6,700万台湾元(約8億円)に上ったことを受け、9月19日から11月6日にかけて、三菱自動車工業株693万3,000株を処分した。合計の売却利益は1億3,600万元で、第4四半期の決算で特別利益として計上する。10日付工商時報が報じた。

 中華汽車では2003年の三菱自動車の財務悪化時に100億円を出資し、三菱自動車の特別株(優先株)を3%取得していた。ここ2~3年は域内自動車産業の低迷で業績が悪化しており、この株を処分することで、損失を補てんしている。

 今回は普通株の売却で、持ち株比率は0.39%にまで低下したが、中華汽車では三菱自動車との提携関係はさらに緊密にしていくとしている。