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中国人学生の受け入れ、「三限六不」原則で


ニュース 社会 作成日:2008年11月11日_記事番号:T00011484

中国人学生の受け入れ、「三限六不」原則で

 
 鄭瑞城教育部長は10日、中国人学生の台湾への受け入れについて、出身校、受け入れ枠、受け入れ分野を限定する「三限(3つの制限)」を導入するほか、▽試験点数で優遇措置を採らない▽台湾人の募集定員に影響を与えない▽奨学金を支給しない▽学外でのアルバイトを認めない▽資格試験の受験を認めない▽台湾継続滞在による就職を認めない──とする「六不(6つのノー)」を原則とする方針を示した。11日付自由時報が伝えた。

 このうち、制限措置に関しては、出身校を優秀な学校に限定するほか、受け入れ枠を台湾の大学募集定員の0.5%を上限とし、学校ごとに定員を設ける。また、医学関連、国家安全やハイテクに関する分野に関しては学生を受け入れない。

 鄭教育部長は「今回の開放が台湾の学生の教育資源を奪うことにはならない」と強調した。

 これに対し、野党民進党からは中国人学生と台湾人学生の学費には格差を設けるべきといった意見が出た。