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中華航とエバー航、原油相場変動でヘッジ損失【表】


ニュース 運輸 作成日:2008年11月11日_記事番号:T00011488

中華航とエバー航、原油相場変動でヘッジ損失【表】

 
 中華航空と長栄航空(エバー航空)は10日、ジェット燃料のリスクヘッジ取引で評価損が発生したと相次いで発表した。11日付工商時報が伝えた。
T000114881

 
 評価損は中華航空が124億3,000万台湾元(約370億円)、エバー航空が72億7,700万元となっている。

 ジェット燃料価格が7月中旬に1バレル=147米ドルまで上昇した後、9月末には同100ドルを割り込み、10月下旬には同60~70米ドルをつけたことで、リスクヘッジ契約で評価損が発生した。

 ただ、中華航空は10月末の同67米ドルで計算した場合、今後1年半の燃料費支出は同120米ドルで計算した場合に比べ、350億元節約でき、評価損はカバーされるとの試算を示した。