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南亜プラ、ダウ・ケミカルから低圧酸化技術導入


ニュース 石油・化学 作成日:2008年11月11日_記事番号:T00011499

南亜プラ、ダウ・ケミカルから低圧酸化技術導入

 
 米ダウ・ケミカルと英Davy Process Technology(デービー・プロセス・テクノロジー)は10日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(南亜プラスチック)に対し、低圧酸化技術を提供すると発表した。11日付工商時報が伝えた。

 南亜塑膠はこれまでもオクタノール(2EH)の提供を両社から受けており、新たに「LP Oxo SM SELECTORSM 30」という低圧酸化技術を導入することで、「1-ブタノール」の生産量を現在の年15万トンから22万5,000トンに拡充できる。

 新技術はプロピレンと合成ガス(水素と一酸化炭素の混合物)を使って、ブチルアルデヒドとイソブチルアルデヒドを生産するプロセス。ダウ・ケミカル側によると、南亜塑膠のプラント改造は2010年初めに始まる。