ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年11月11日_記事番号:T00011500
鉄鋼製品価格の急落を受け、域内鉄鋼メーカーの10月売上高は全体的に減少し、燁輝企業と盛餘(SYSCO)で今年の単月平均の7割以上の水準を維持した以外は、中鴻鋼鉄、新光鋼鉄、高興昌鋼鉄など多くの鉄鋼関連企業で在庫価値が縮小し、証券会社による通年での赤字企業リストに入った。11日付経済日報が報じた。
鉄鋼各社の10月売上高は、燁輝企業が31億4,600万台湾元(約93億5,000万円)と第1~3四半期平均の80%水準を維持、SYSCOも13億7,600万元で同75%を維持した。一方中鴻鋼は17億2,400万元で単月平均が最高だった第2四半期のわずか30%、高興昌も3億7,800万元で第3四半期の単月平均から約70%減少した。
中鴻鋼は在庫損失が100億元を超え、今年の業績は数十億元の赤字となる見通しだ。新光鋼の第1~3四半期利益は12億4,000万元だが、そのほとんどが上半期に上げたもので、第3四半期は3,000万元と急減しており、通年での赤字計上が懸念されている。
証券会社では、中国鋼鉄(CSC)に原材料を依存するメーカーは鋼材価格急落の打撃が少なく、海外から調達しているメーカーは価格下落の影響が大きいと指摘している。
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