ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

携帯受託の華宝通訊、研究開発担当者を12%昇給


ニュース 電子 作成日:2008年11月11日_記事番号:T00011506

携帯受託の華宝通訊、研究開発担当者を12%昇給

 
 携帯電話受託製造の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)は、研究開発(R&D)を担当する従業員に対し、12%の昇給を行った。世界的な景気不振から減給などのリストラ措置を採る企業が多い中、携帯電話は長期的に需要が見込めると判断し、優秀な人材を確保しておきたいと考えのようだ。11日付工商時報が報じた。

 華宝では、会計基準の変更により従業員に対する株式の現物支給(分紅)が費用計上されることで従業員の収入が12%目減りするとみて、12%の昇給を決めた。

 また、同業の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は、業界水準より高い給与で研究開発担当者を募集している。業界関係者は、ソニーエリクソンやLG電子の来年度機種を低価格で受注するための動きだと指摘している。