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作成日：2008年11月11日_記事番号：T00011510
元太の電子ペーパー、来年の出荷２倍以上に
中小型パネルの元太科技工業（ＰＶＩ）は10日の業績説明会で、来年は電子ペーパーディスプレイの出荷量が今年の２～2.5倍以上に成長するという見通しを表明した。11日付蘋果日報が報じた。
元太の顧客である米インターネット通販大手、アマゾン・ドット・コムの電子ブックリーダー、「アマゾン・キンドル」やソニーの電子ブックリーダーは現在、好調な売れ行きだ。同社の生産能力は５万枚だが、受注は満杯状態で、今年買収した韓国ハイディスも第４四半期から電子ペーパーディスプレイの生産を開始する。
同社の10月売上高は前月比41.2％減の５億6,900万台湾元（約16億9,000万円）だったと発表した。10月の売上高全体に占める電子ペーパーやニッチ製品向けの比率は約60％で、単月ベースでは利益を上げた。第４四半期の利益は第３四半期を上回る見通しだ。
