ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

プロ野球の中信ホエールズ、赤字で解散


ニュース 社会 作成日:2008年11月12日_記事番号:T00011519

プロ野球の中信ホエールズ、赤字で解散

 
 台湾プロ野球の中信ホエールズが11日、突然解散を発表した。これまでの赤字額は10億台湾元(約30億円)に上り、球団は今後、無条件で選手を放出する。台湾プロ野球では先月、米迪亜ティー・レックスが八百長発覚により除名されており、来年は2チーム減って4チームでリーグ戦を行うことになる。12日付蘋果日報が報じた。

 12年前に結成されたホエールズは、これまで優勝経験もなく、常に下位に低迷していた。さらに八百長スキャンダルが絶えず、昨年も5人の選手を解雇しチームは大きなダメージを受けていた。

 親会社の中国信託商業銀行(CTB)、羅聯福董事長は、「現在台湾プロ野球リーグは、実力が2つのレベルにはっきり分かれており、ファンはこうした対戦を見たいと思うだろうか」と語り、中華棒球大聯盟(CPBLに対し)「ホエールズの現有戦力を選抜して、残りの4球団が取り入れることでレベル向上を図り、往年の野球人気を取り戻してほしい」と期待を示した。また「最も重要なのは二度と八百長事件を繰り返さないことだ」と語った。