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馬総統に抗議、老人が自由広場で焼身自殺図る


ニュース 社会 作成日:2008年11月12日_記事番号:T00011520

馬総統に抗議、老人が自由広場で焼身自殺図る

 
 中国・海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長が訪台して馬英九総統と面会した際、馬総統が「あなた」という呼称だけで呼ばれたことが遺憾だとして、自称国民党員の79歳の男性が11日昼、台北市の台湾民主紀念館(旧中正紀念堂)前の自由広場で全身にガソリンを浴びて焼身自殺を図った。現在、台大医院で治療が続けられてる。

 男性は、現場で撒いたビラによると1950年に国民党に入党した劉柏煙氏。馬総統が陳会長に「あなた」と呼ばれて怒るどころか、むしろうれしいようすだったことが国民党員として耐え難かったとして、「仮に大陸(中国)がさらに上級の人物を派遣してきた場合、総統はひざまづかねばならないのではないか」と皮肉っている。

 警察が市民による陳雲林会長への抗議行動に対し、中華民国の青天白日満地紅旗を折るなど厳しい取り締まりを行ったことにも強い不満を感じたという。