ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

米国、牛肉輸入の全面解禁迫る


ニュース 食品 作成日:2008年11月12日_記事番号:T00011534

米国、牛肉輸入の全面解禁迫る

 
 外交部北美司の徐佩勇副司長は11日、米国から、「台湾が米国産牛肉の輸入全面解禁に取り組まなければ、今月台北で予定されている貿易投資枠組み協定(TIFA)の協議を延期する」と圧力を受けていることを明らかにした。12日付自由時報が報じた。

 しかし、中国の汚染粉ミルク事件発生から日が浅く、牛肉輸入の開放は非常に敏感な問題であるため、衛生署は「今後も条件付きの輸入を維持する」と表明している。

 衛生署によると、現在米国からの牛肉輸入は、BSE(牛海綿状脳症)感染の懸念から、▽認証を受けたと畜場で生産されたもの▽生後30カ月以下の牛▽骨を含まない▽脳、脊髄、三叉神経節、後根神経節などの危険部位を含まない──という条件で輸入を認められている。