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無線LAN製品のQ4出荷、初の減少か


ニュース 電子 作成日:2008年11月12日_記事番号:T00011538

無線LAN製品のQ4出荷、初の減少か

 
 台湾企業による無線LAN関連製品の出荷量は、第4四半期に史上初めて減少に転じる可能性が高まった。12日付電子時報が伝えた。

 電子時報系のデジタイムズ・リサーチ(DIGITIMES Research)が行った最新調査によると、第4四半期のLANカードとルーターの出荷量は第3四半期から4%増加するが、前年同期と比べれば、LANカードで1%減、ルーターで2%減と減少に転じる見通しだ。メーカー各社は需要後退を予想の範囲内としているが、今後は新製品の開発で減少分をいかに補うかが課題となる。

 業界は当初、802.11g規格から802.11n規格への更新需要を見込んでいた。しかし、調査担当者は「802.11nチップの値下がりで末端商品の価格は下がっているが、金融危機の影響で需要は冷え込んでおり、台湾メーカーの出荷実績を直撃した」と分析した。