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ノート用キーボードの精元、今年の出荷目標達成へ


ニュース 電子 作成日:2008年11月12日_記事番号:T00011542

ノート用キーボードの精元、今年の出荷目標達成へ

 
 ノートパソコン(ノートPC)用キーボード最大手の精元電脳(サンレックス・テクノロジー)は、デルや宏碁(エイサー)からの低価格ノート(ネットブック)用製品の受注増などにより、今年4,700万~4,800万セット(シェア35~40%)の目標を順調に達成できそうな見通しだ。来年は聯想集団(レノボ)が台湾からのキーボード調達を増やすとみられ、精元では「シェア拡大が期待できる」としている。12日付蘋果日報が報じた。

 精元では第3四半期、出荷量が1,387万セットの過去最高を記録したが、第4四半期は顧客の景気見通しが悲観的になっていることから前期並の水準にとどまると予想している。しかし同社では、「ネットブック用の出荷全体に占める割合は、第3四半期は15%程度だったが、同製品顧客のデルとエイサーが積極的に出荷を伸ばしており、第4四半期は最高で18%まで比重を高める」としている。

 ただ、群光電子(チコニー・エレクトロニクス)も第3四半期は売上高、利益ともに過去最高を記録しており、今年は出荷目標を年66%成長の4,500万セットとして精元を猛追している。来年は首位争いがますます加熱しそうだ。