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ASUS、消費者の支持率を重視へ


ニュース 電子 作成日:2008年11月12日_記事番号:T00011544

ASUS、消費者の支持率を重視へ

 
 華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長は11日、主力のノートパソコン(ノートPC)のシェアが伸び悩んでいることを受け、「消費者の支持率獲得に積極的に取り組む」と宣言した。消費者の支持が将来的にシェア獲得につながるという考え方からだ。12日付工商時報が伝えた。

 同社は当初、来年のノートPC出荷台数が2,000万台を超えると楽観していたが、今年第3四半期から景気が急速に冷え込み、来年の業績見通しの見直しが迫られている。

 同社の沈振来執行長(CEO)は、「来年は粗利益率の安定に努め、シェア獲得にこだわらない。保守的な戦略で金融危機に対応していく」と述べた。

 施董事長も、「最も重要な目標は、ASUSの製品の完璧さと創意性を消費者に感 じてもらい、心をつかむことだ。これは長い戦いになる」と指摘した。