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中古車販売、春節シーズンに向け回復の兆し【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年11月13日_記事番号:T00011571

中古車販売、春節シーズンに向け回復の兆し【表】

 
 中古車販売のハイシーズンに当たる春節(旧正月)に向け、成約台数、価格がともに回復の兆しを見せている。国際原油価格の下落によって、通勤での車の利用を再検討するものの、不景気のため新車購入には二の足を踏む消費者が中古車を選択しているようだ。13日付工商時報が報じた。
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 裕隆集団傘下で中古車情報サイトを運営する行将企業の洪舜彦総経理によると、同社の中古車オークションでは、オフシーズンには毎月約800台だった成約数が現在1,000台以上に回復しているという。特に車齢2~3年で販売価格20万~30万台湾元(約58万~87万円)の国産中古車は人気が高く、7~8月の底値から5,000~1万元上昇している。

 ただ、今年は新車市場の冷え込みから中古車の供給量が不足しており、洪総経理によると、1~10月の自動車の名義変更件数(中古登録台数)は57万8,500台と前年比7.6%減少し、今年通年では70万台を下回る可能性もあるとしている。傘下で中古車オークションセンターを運営する和泰汽車も、10月の名義変更件数は前年同月比12%近く減少しており、供給不足は年末まで続くとみている。