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TPVの液晶テレビ出荷、来年900万台に=TRI予測【表】


ニュース 家電 作成日:2008年11月13日_記事番号:T00011573

TPVの液晶テレビ出荷、来年900万台に=TRI予測【表】

 
 拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)の2009年予測によると、中堅テレビブランドの出荷量減少の影響で、来年多くの液晶テレビ受託メーカーで出荷成長率が20%以下に落ち込むと予想される中、冠捷科技(TPVテクノロジー)の液晶テレビ出荷台数は、今年比64%増の900万台に達するとの見通しだ。13日付工商時報が報じた。
 
 TPVは、佳世達科技(Qisda)の同市場からの撤退により、LG電子から来年向けに200万台の受注を獲得しており、フィリップスやシャープなど大手ブランドから安定して受注できることが高成長予測の背景にある。
 
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 TRIでは、世界市場全体の液晶テレビ出荷台数は来年、今年の2,044万台(予測)から2,590万台まで成長すると予測している。ただ、年成長率は今年の36%から来年は27%に縮小する見通しだ。
 
 このほか、域内液晶テレビ受託メーカーの来年の出荷台数は、ソニー最大の受託パートナー緯創資通(ウィストロン)が350万台(94%成長)、東芝や日立から受注した仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が300万台(58%成長)と、高成長が予測されている。