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エイサー王振堂董事長、「景気は2〜3カ月後に好転」


ニュース 電子 作成日:2008年11月13日_記事番号:T00011577

エイサー王振堂董事長、「景気は2〜3カ月後に好転」

 
 12日、経済情報誌「遠見雑誌」が主催した華人企業のリーダーによるフォーラムに出席した宏碁(エイサー)の王振堂董事長は、「目下最大の問題は、『市場の雰囲気が悪い』ということで、悲観的な気分が見通しを悪くしている。しかしファンダメンタルを基に市場が楽観的な雰囲気に転じれば、景気は2、3カ月後にも回復に向かう」という考えを示した。13日付工商時報が報じた。

 エイサーは今年最も成長著しいノートパソコン(ノートPC)メーカーで、第3四半期に発売した低価格ノート(ネットブック)、「Aspire One(アスパイア・ワン)」は、主力市場の欧州では70万台以上、これまで比較的弱かった米国市場でも40万~50万台が出荷されており、ノートPC史上初めて単月の出荷台数が100万台を超える機種となった。

 工商時報によると、ネットブックは現在、エイサーと華碩電脳(ASUS)がシェアの80%以上を占めており、台湾メーカーが規格主導権を握っている。これまで核心部品メーカーに顧みられることのなかったエイサーの方針を、インテル、サムスンなどの大手も支持するようになっているという。