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台開インサイダー事件、趙建銘被告に再び懲役7年


ニュース 社会 作成日:2008年11月14日_記事番号:T00011583

台開インサイダー事件、趙建銘被告に再び懲役7年

 
 台湾土地開発の株式をめぐるインサイダー取引事件をめぐる差し戻し控訴審の判決公判が14日、台湾高裁で開かれ、陳水扁被告の娘婿、趙建銘被告に一審と同じ懲役7年、罰金3,000万台湾元(約8,800万円)の判決が言い渡された。

 控訴審判決も一審を支持し、趙被告ら4人の被告が証券取引法に違反するインサイダー取引で1億元余りの不法利得を得たと認定した。

 このほか、父親の趙玉柱被告には懲役9年、罰金3,000万元(一審は懲役9年6月)、台湾土地開発元董事長の蘇徳建被告には懲役7年2月、罰金3,000万元(同懲役7年6月)、寛頻房訊総経理の游世一被告には懲役7年2月、罰金6,000万元の判決が下された。

 控訴審は4人の被告による不当利得は合算して計算すべきで、不当利得が合計で1億元を超えたため、証券取引法の加重インサイダー取引罪に当たると判断した。