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作成日:2008年11月14日_記事番号:T00011584
ロトくじ10億当せん、O型乙女座の男性会社員
2週間前に出たロトくじ史上最高賞金、9億8,000万台湾元(約28億元)の当せん者が明らかになった。台北県在住の金属部品商社に勤める39歳の男性で、桃園県中レキ工場(レキはつちへんに歴)の顧客を訪問した帰りに300元で買った、コンピュータが自動的に選んだ番号が当たったという。14日付聯合報が伝えた。
このくじを発行する台湾彩券の尚瑞強董事長によると当せん者の男性は、O型の乙女座で、月給は4万元、年収は約50万元だそうだ。
男性は先月30日の当せん発表当日、夜中に1人で番号をつき合わせていて当せんを発見したが、にわかに信じられず寝ている妻を起こして2人で再確認、狂喜乱舞したそうだ。しかし、6日に夫婦で賞金を受領に来た際には、落ち着いた様子で「びっくりしました」と語ったという。小学校2年と5年の息子たちにはまだ知らせていないそうだ。
税引後の賞金額は7億8,000万元余りとなるが、当せん男性は、史上2番目の高額となる5,000万元を寄付し、残りは5億7,000万元で貯蓄型保険を購入、2億元を定期預金、3,690万元を普通預金に回すという。将来、両親と自分用に家を2軒買い、家族で海外旅行を楽しみたいそうだ。貯蓄型保険の利息だけでも年収の44倍、年間2,200万元になる見込みだが、今後も仕事は続けると語っている。