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合作金庫、大規模な早期退職を実施へ【表】


ニュース 金融 作成日:2008年11月14日_記事番号:T00011592

合作金庫、大規模な早期退職を実施へ【表】

 
 合作金庫銀行が来年1月から100~200人規模の早期退職者優遇制度を実施する。これは合作金庫が2005年に民営化されて以来初めての合法的な早期退職者募集となる。合作金庫の劉灯城董事長は、「早期退職優遇制度の実施は、従業員に選択肢をより多く提供するためで、不景気に応じた人員削減ではない」としている。同行は一方で、年末に260人の新入社員の採用を行う予定だ。14日付経済日報が報じた。
 
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 合作金庫では、早期退職者優遇制度について現在、工会(労働組合)と協議を行っているが、年齢、勤務年数の制限は他行の措置を参考にし、退職金給付は勤務年数を考慮して決めるとしている。
 
 合作金庫の今年1~10月の税引き前利益は91億6,000万台湾元(約269億円)で、同行幹部によると、今年、董事会で決議された税引前利益の通年目標、92億7,000万元は達成できる見込みだ。しかし、内部で設定された100億元以上の目標には届かず、12月初めに決定される来年の利益目標も、今年より若干の成長となるが100億元は超えない水準とみられる。