ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

B型肝炎新薬の販路拡大、薬華医薬が意欲


ニュース その他製造 作成日:2007年6月25日_記事番号:T00001160

B型肝炎新薬の販路拡大、薬華医薬が意欲


 新薬メーカーの薬華医薬(ファーマ・エッセンシア)は、開発中のB型肝炎新薬「P1101」について、米国の上場企業と共同で台湾、中国での販路拡大に努めていく方針だ。市場規模は数百億台湾元を見込む。25日付経済日報が伝えた。

 新薬は同社のPEGと呼ばれる技術を応用し開発されたもので、現在、霊長類動物を使った実験段階にあり、年末をめどに米食品医薬品局(FDA)に臨床実験を申請する予定。C型肝炎にも効果があるという。

 同社の林国鐘総経理は、「台湾で現在B型肝炎を積極的に治療している患者は、B型肝炎キャリアの1.5%にすぎない。3年後には同比率が3%に上昇すれば、200億台湾元以上の市場が生まれる」と話している。