ニュース 食品 作成日:2008年11月17日_記事番号:T00011627
台湾ニールセンによると、今年1~9月の台湾飲料市場の販売額は、不景気や汚染粉ミルク事件などの影響によって前年同期比で4.5%減少した。16日付工商時報によると、減少幅は過去最悪の可能性がある。詳しい販売額は不明だ。
減少幅が最も大きいのはスポーツ飲料でマイナス12.6%。次いで、▽茶飲料、マイナス6.1%▽コーヒー飲料、マイナス6.0%▽炭酸飲料、マイナス6.0%──となっている。一方、果汁飲料は7.0%のプラス成長となった。
飲料市場の成長をけん引してきた茶飲料は初のマイナスで、統一企業(ユニプレジデント)乳飲群の楊文隆総経理によると、これまで2けたの成長率を続けてきた同社の茶飲料の代表ブランド「茶裏王」の成長率は、従来の2けたから今年は5%まで落ち込んでいる。
また、コーヒー飲料は、統一超商(プレジデント・チェーンストア)のCity Cafeや、マクドナルドのMcCafe、ケーキと喫茶の85度Cなどが、市場の1割を占めるに至ったという。City Cafeは提供するセブン-イレブンの店舗が近く2,000店に達し、店舗数、業績とも前年同期の2倍に達する勢いだ。
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