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モスバーガー中国進出、春節までにアモイで5店舗【図】


ニュース 食品 作成日:2008年11月17日_記事番号:T00011628

モスバーガー中国進出、春節までにアモイで5店舗【図】

 
 モスバーガーの中国進出が、東元集団(TECO)の主導で実現する。来年の春節(旧正月)までにアモイで5カ所の直営店を出店する計画で、3年以内に域内市場を超える、売上高30億台湾元(約88億円)を目指す。17日付工商時報が伝えた。
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 新たに設立されるモスバーガーアモイは資本金1,000万台湾元、持ち株比率は台湾と同様、東元が7割、日本のモスバーガーが3割。拠点には東渡埠頭(ふとう)やアモイ大学付近が候補に挙がっているもようだ。

 東元の黄茂雄会長は「アモイは食や生活の習慣が台湾に似ており、台湾のノウハウを生かせる」と自信を見せる。アモイから知名度を浸透させ、中国大陸の華南~華東地区に手を広げたい考えだ。

 モスバーガーは台湾では3年前に黒字転換し、ファーストフードではマクドナルドに次ぐ大手に成長した。安全・安心のブランドイメージを確立し、中国の汚染粉ミルク騒動の中でも業績を成長させている。今年の売り上げは前年比10%増の26億元以上とみている。