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広達、GPS開発チーム離職相次ぐ


ニュース 電子 作成日:2007年6月25日_記事番号:T00001163

広達、GPS開発チーム離職相次ぐ


 広達電脳(クアンタ・コンピューター)のGPS(全地球測位システム)機器開発チームで離職者が相次ぎ、別会社を設立するなど、自動車用電子商品の受託に影響が懸念されている。25日付工商時報が伝えた。

 同社は現時点でOEM(相手先ブランドによる生産)、ODM(自社設計製品の相手先ブランドでの供給)ともに影響はなく、今後もGPS機器の開発を継続すると強調している。

 同社は利益率が低いノートパソコンへの依存から脱却するため、車載用DVD、GPS機器などの開発を進めている。GPS機器をめぐっては、GPSモジュールメーカーの鼎天国際に出資し、関連技術を取得したほか、GPS機器供給大手のトムトムからの受託生産を行っている。

 広達電脳では昨年以降、液晶パネル工場の売却時に関連の研究開発人材が流出。携帯電話端末の開発部門でも離職者が出ているという。