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TSMC傘下の投資会社、SiPモジュールメーカーに出資


ニュース 電子 作成日:2008年11月17日_記事番号:T00011639

TSMC傘下の投資会社、SiPモジュールメーカーに出資

 
 台湾積体電路製造(TSMC)は、傘下の投資会社が、ネットワーク・通信設備の智邦科技(アクトン・テクノロジー)から今年2月に分社したSiP(システム・イン・パッケージ)モジュールの宝定科技(AiCONN)に48%の出資を行うことで、無線通信製品向けのSiP市場に参入するようだ。これについてTSMC幹部は、「投資会社が決めたことで、TSMCによる直接出資ではない」とコメントしている。17日付蘋果日報が報じた。

 宝定科技がTSMCとの合弁になることについて、智邦科技はコメントを控えている。宝定科技は資本金2億台湾元(約5億8,600万元)で、現在の従業員数は40~50人。既に受注を獲得して出荷を開始したもようだ。

 TSMC傘下の投資会社は、英領ケイマン諸島のVENTURETECH ALLIANCE FUND III,L.P(VTAF III)で、宝定科技が7~8月、投資パートナーを探していたことから商機を見込み出資を決めた。