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高鉄5駅周辺エリア開発、来年始動


ニュース 建設 作成日:2008年11月18日_記事番号:T00011657

高鉄5駅周辺エリア開発、来年始動

 
 台湾高速鉄路公司(台湾高鉄)と交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は来年、高鉄5駅の周辺エリアの開発に着手する。毛治国交通部長によると、▽桃園駅(490ヘクタール)、国際ビジネスエリア▽新竹駅(309ヘクタール)、バイオ・医療・ハイテクエリア▽台中駅(273ヘクタール)、ショッピング・娯楽エリア▽嘉義駅(135ヘクタール)、レジャーエリア▽台南駅(300ヘクタール)、学研都市エリア──として計画されている。18日付経済日報が報じた。
 
 高鉄局によると、エリア開発の方向性が確定すれば、高鉄駅エリア、産業専用エリア、台湾高鉄事業発展用エリアから構成される計画が始動する。また、台湾高鉄の殷琪董事長はこれまでに、「桃園、新竹、台中駅が優先される可能性が高い」と話している。
 
 ただ、高鉄駅周辺の開発にも不景気が影を落としており、土地売却が思うように進んでいないため、高鉄局では駅周辺エリアの用地買収に投じた約200億台湾元(約585億円)以上の債務の利息負担で苦しんでいる。高鉄局は、「速やかに民間投資を獲得したい」としている。