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欣興電子、中国でノートPC基板量産へ


ニュース 電子 作成日:2008年11月18日_記事番号:T00011666

欣興電子、中国でノートPC基板量産へ

 
 プリント基板(PCB)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)はこのほど、中国湖南省長沙市に合弁会社「全創科技」を設立し、ミドルエンド・ローエンドのノートパソコン(ノートPC)用プリント基板の量産を来年第1四半期にも開始する。18日付工商時報が伝えた。
 
 欣興電子は全創科技に40%を出資し、工場は来年初めに完成する予定だ。生産ラインは4、6、8層のノートPC用基板のもようだが、その他詳細は公表されていない。業界関係者は、全創科技の株主にはパソコンの受託生産メーカーが含まれている可能性が高いとみており、今後は瀚宇博徳(ハンスターボード)や金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)などと競合するという見方が強まっている。
 
 欣興電子は過去にもノートPC用基板を生産したことがあるが、相場下落で利益率が低下し、撤退していた。しかし、最近の低価格PCの需要拡大などを受け、収益性があると判断したもようだ。