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「3600元コーナー」登場も、消費券で販促【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年11月19日_記事番号:T00011683

「3600元コーナー」登場も、消費券で販促【表】

 
 政府が景気振興策として1人当たり3,600台湾元(約1万500円)の商品券「消費券」の支給を決定したことを受けて、小売などサービス各社が早くも販促戦略の検討に入っている。3,600元で買える商品をパッケージで提供することで、消費者の購買意欲を刺激したい考えだ。19日付蘋果日報が伝えた。

 燦坤集団は、家電量販店・燦坤3Cで単身者をターゲットにした3,600元の家電コーナーのほか、消費券支給額の倍数で2人世帯向け7,200元、3人世帯向け1万800元の専用コーナーを準備中だ。オンライン旅行会社、燦星旅遊網(スタートラベル)でも、3,600元の個人や2人連れパッケージツアーを企画するという。

 量販店の愛買吉安量販店(Geant)では、▽台湾特産品▽家電▽衣類▽生活必需品──の4分野で、台湾ブランド製品を中心にした「3,600元コーナー」を企画している。

 また、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)は、消費券の使用額によって、同ホテル商品券のプレゼントを検討している。大型テーマパークの六福村主題遊楽園や、小人国、剣湖山などの業者は、まだ未定だとしながらも、同様に割引券やプレゼントを贈呈する方向だという。
 
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