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企業向け融資の元金繰り延べ、銀行に受け入れ義務


ニュース 金融 作成日:2008年11月19日_記事番号:T00011686

企業向け融資の元金繰り延べ、銀行に受け入れ義務

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は18日、財務状況が健全な企業が来年3月までに借入金の元金の返済繰り延べを申請した場合、銀行に受け入れを義務付ける方針を固めた。19日付工商時報が伝えた。
 
 これにより、銀行は不渡りや利払いの滞納がなく、正常に操業している企業から6カ月以内の元金返済繰り延べを求められた場合、必ず応じなければならない。銀行に繰り延べを拒否された企業は金管会に申し立てを行うことができ、金管会は調査を経て、中華民国銀行商業同業公会(銀行公会)に制裁措置を求める。
 
 金管会によると、9月から11月7日までに銀行に寄せられた6カ月以内の元金繰り延べ申請は169件で、うち130件が認められ、39件が審査中だという。6カ月以上の元金繰り延べ申請は経済部が窓口となって処理した後、銀行公会に回付しているが、これまでに9件の申請があり、2件が認められたという。