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ボジョレー・ヌーボー、今年は輸入量6割減


ニュース 食品 作成日:2008年11月19日_記事番号:T00011689

ボジョレー・ヌーボー、今年は輸入量6割減

 
 仏ボジョレー地方で今年生産されたばかりの赤ワイン「ボジョレー・ヌーボー」の販売解禁が20日午前0時に迫っている。今年は生産量が例年より少なかったこと、および不況の影響で、輸入量は昨年比で6割もの減少となる見通しだ。19日付工商時報が伝えた。

 洋酒輸入・販売大手の橡木桶洋酒(ドリンクス・ワインズ&スピリッツ)や法蘭絲(フィネッセ)は、例年8,000~9,000ケースを輸入していたが、今年は2,000ケース程度だという。その他の輸入商社は1,000~2,000瓶とさらに少ない。

 橡木桶の袁徳珮協理によると、今年は生産量が2割ほど減少し、5月の発注時からほどなく景気後退が始まり、金融危機の拡大で世界的にも発注量が激減しているという。しかし、価格は5%ほど上昇するもようだ。

 橡木桶の各店では解禁を祝い、20日午前0時から域内の各店舗で無料の試飲サービスを行う。19日午後10時までに使用済乾電池の回収に協力すれば(1キログラムまで)、1個当たり5元、最高250元までボジョレー・ヌーボーの価格から割引を行う。