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鉄鋼・金属
作成日：2008年11月19日_記事番号：T00011693
台プラのベトナム製鉄所、建設をペースダウン
台塑集団（台湾プラスチックグループ）がベトナム北中部ハティン省で推進する大型一貫製鉄所の建設計画は、既に今年７月に着工を迎えたが、同グループでは、住民の立ち退きが進まず用地が完全に取得できていないこと、および世界的な景気低迷を考慮して建設のペースダウンを決めた。19日付経済日報が報じた。
台プラ幹部は18日、建設の減速について、「用地取得が終わっていないこと以外に、最近の不景気を考慮したした場合、鋼材や機械設備などの価格はまだ下落する余地があり、より有利な建設条件が得られると判断した」と語った。
ベトナム製鉄所計画の推進に当たって、台プラが特別に編成した「ハティン・プロジェクトチーム」では、７月の着工から50カ月以内の竣工、年産能力1,500万トンを予定している。
