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米スパンションのサムスン提訴、台湾企業に影響も


ニュース 電子 作成日:2008年11月19日_記事番号:T00011697

米スパンションのサムスン提訴、台湾企業に影響も

 
 NOR型フラッシュメモリー最大手の米スパンションは18日、韓国のサムスン電子に特許権を侵害されたとして米国際貿易委員会(ITC)とデラウェア州連邦地裁に提訴した。スパンションは、サムスン製メモリーを使用している米アップル、台湾の華碩電脳(ASUS)、創見資訊(トランセンド)などの製品についても米国での販売禁止を求めている。18日付経済日報が伝えた。

 原告のスパンションは、特許権侵害の疑いがあるサムスン製メモリーを搭載したMP3プレーヤー、携帯電話端末、デジタルカメラなどの販売禁止も求めており、実際に原告が勝訴すれば台湾企業にも大きな影響が出る。

 しかし、業界関係者は「判決までには相当の時間がかかるため、短期的に業界への影響はない。販売を禁止される恐れがある業者も十分な観察期間が残されている」と指摘した。