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大衆電信が追加リストラか、WiMAX放棄も


ニュース 電子 作成日:2008年11月19日_記事番号:T00011701

大衆電信が追加リストラか、WiMAX放棄も

 
 9月に不渡りを出して民事再生手続きを申請したPHSキャリア、大衆電信(FITEL)は来月、董事会で新たな人員削減案について話し合うもようだ。許峻源・同社総経理代理は、「呉清源総経理の辞任に伴い、一部で離職者が出たが、それ以上の人員削減はない」と説明した。しかし同社役員は、「これまでリストラを何度も検討しており、経営陣は不景気で資金繰りも苦しい中、スリム化は避けられないとの認識だ」と語り、現在約550人の従業員を約400人まで削減する考えを明らかにした。19日付工商時報が報じた。

 また同社の17日の董事会では、経済部工業局に対して次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)サービス開始の延期を求めることで一致したとされる。許総経理代理は、「今のところWiMAX事業を放棄する考えはない」と強調したが、上記役員は、「もし延期が認められなければ、現在の財政状況ではネットワーク構築の継続は不可能で、WiMAXを放棄するか否かを考える時期に来ている」と語った。