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故王永慶氏長男の宏仁集団、台湾へUターン上場検討【表】


ニュース その他分野 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011712

故王永慶氏長男の宏仁集団、台湾へUターン上場検討【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)創業者、故王永慶氏の長男で、同社と決別して中国で事業展開している王文洋氏は、自身が経営する宏仁企業集団(グレース T.H.W.)傘下の上海宏和電子材料(シャンハイ・グレース)を台湾にUターン上場させる方向で検討に入ったもようだ。20日付経済日報が伝えた。
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 宏仁集団は当初、香港上場を計画されていたとされるが、王永慶氏の死去を受け、方針を転換したとされる。王文洋氏をめぐっては、台プラグループの経営への復帰をもくろんでいるとの観測もあり、動向が注目される。

 宏和電子は電子製品に使われる電子ガラスクロスの中国最大手。宏仁集団は台証証券と先週、台湾上場に向けた協議を行い、同証券が来月にも上海に実地調査を行うことが決まるなど、上場準備は急進展している。

 宏仁集団はまた、中国でプラスチックメーカーの宏信塑膠工業をA株市場に上場させることを計画している。