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台中の水ナン経貿園区、予算削除で計画頓挫の恐れ【表】


ニュース 建設 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011715

台中の水ナン経貿園区、予算削除で計画頓挫の恐れ【表】

 
 台中市の水ナン空港跡地(ナンはさんずいに南)を利用した経済貿易園区開発案について、台中市議会は19日、緊急性が低い案件として、用地取得のための積立基金52億台湾元(約150億円)の予算削除を決定した。これにより、開発案が頓挫(とんざ)する恐れがあり、中部の産業界に動揺を与えている。20日付経済日報が報じた。
 
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 水ナン空港跡地は面積約250ヘクタールで、台中市最大の開発用地とされている。開発案では、総額476億元を投じ、精密機械や光電、半導体や自転車産業などが利用できる国際会議展覧センター(最大設置可能ブース数5,000)や国際観光ホテルなどを有する経済貿易園区を設置。このほか、大型公園や大学タウン、大型ドーム、台中タワーなどの整備も予定している。

 従来計画では、年内に内政部での審議に送付し、来年8月までに用地取得を終え、来年年末までに建設工事の入札を発注することになっている。