ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台新金控と彰化銀、合併手続きが加速


ニュース 金融 作成日:2007年6月26日_記事番号:T00001172

台新金控と彰化銀、合併手続きが加速


 金融持ち株会社の台新金融控股と彰化銀行の株式交換による合併手続きが加速している。台新金控はこのほど、取締役会で株式交換計画の評価作業を進めることを決議し、彰化銀に通告した。彰化銀が取締役会で同意すれば、双方はコンサルタント会社を通じ、資産評価などに入る。26日付経済日報が伝えた。

 台新金控と彰化銀の合併計画をめぐっては、当初反対意思を示していた彰化銀の政府系株主が態度を軟化させたことで、手続きが動き出した。彰化銀では張伯欣董事長が辞任したため、29日の取締役会で李庸三元財政部長が董事長に就任する。台新金控はこれに合わせ評価作業の開始を決議した格好だ。

 台新金控は2005年に彰化銀の株式22.5%を365億台湾元で取得しており、今回株式交換による合併が実現すれば、彰化銀は台新金控が100%出資する完全子会社となる。