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台糖、江丙坤氏の人事介入に反発


ニュース 食品 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011721

台糖、江丙坤氏の人事介入に反発

 
 台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長が、おいに当たる台湾糖業(台糖)の陳清彬副総経理を同社の総経理に就任させるよう圧力をかけていると伝えられる中、同社の呉容明董事長は19日、「江氏がさまざまな関係を駆使して圧力をかけているのは間違いない」と反発を示した。20日付工商時報が伝えた。
 
 馬英九政権発足後、公営事業の経営陣交代が段階的に進んでおり、呉董事長は既に抗議の意図から辞意を表明している。
 
 一方、同日付自由時報によると、江董事長は19日、「陳清彬氏のために人事上の働き掛けをしたことはない」と圧力を全面否定した上で、呉董事長が海基会を訪問した際に自ら台糖の人事問題を切り出したと主張した。江董事長は当時の状況について、「陳清彬氏の意向はどうか」と尋ねたことは認めたが、昇任を働き掛けた事実はないと強調した。