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11月下旬のパネル価格、2〜5米ドル下落


ニュース 電子 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011731

11月下旬のパネル価格、2〜5米ドル下落

 
 パネル産業の市場調査会社、ディスプレイサーチによると、11月下旬の液晶パネル価格は、IT(情報・技術)製品向けで2~3米ドル、テレビ向けで5米ドル引き続き下落する見通しだ。20日付工商時報が報じた。
 
 謝勤益・同社中華区総経理によると、現在パネルの在庫はかなり減少しているが、川下システムメーカーが景気の先行きを悲観して調達を抑制している。また、ウォン下落と第5・第6世代工場の減価償却終了でコスト競争力を強めた韓国パネルメーカーが値下げを行っており、こうしたことが価格を押し下げる要因になっている。また、年内は価格下落が収まる兆候はないという。
 
 現在、モニター用19インチワイドパネルは65米ドル、22インチワイドパネルは92米ドルとなり、最低ラインを更新した。液晶テレビ用15.4インチパネルは60米ドルを割り込み、11月下旬、32インチは220米ドル、42インチは410米ドルの下値を探る展開だ。
 
 謝総経理はまた、パネルメーカーが減産および大型顧客に絞った出荷を進めていることを受けて、11月と12月のパネル出荷量は、10月から約5%減少するという見通しを示した。